殺人・死体遺棄事件の控訴審において,原審の懲役9年を破棄し懲役5年の減軽を獲得
事件の概要
被告人が内縁の夫から過酷なDV被害に遭い,身を守るために実の息子と共謀して就寝中の内縁の夫を刺殺,その死体を遺棄した事件で,控訴審を依頼。
弁護方針
控訴審から当事務所が担当し,当時の被害状況等を調査し,原審判決が正当であるかを問題視した。
結果
第1審判決が懲役9年であったところ,札幌高等裁判所(控訴審)で原判決破棄,懲役5年を獲得した。
※この事件については,TBS報道特集「暴力男性を殺害・母と息子の殺意の裏に」(2007年6月17日放映)として全国放映され,弁護士中村勉が主任弁護人としてコメントを述べています。